全日警

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株式会社エクセディに最先端AI画像解析ソフトウェア「Scylla」を導入

株式会社全日警(本社:東京都中央区、以下「当社」)は最先端AI画像解析ソフトウェア「Scylla」(スカイラ)を、自動車部品のリーディングカンパニーである株式会社エクセディ(本社:大阪府寝屋川市)に導入いただいたことをお知らせいたします。

導入の背景と目的

エクセディは、自動車部品を中心にグローバルに事業を展開する企業として、生産現場における安全性の向上に取り組んでいます。今回の「Scylla」導入は、実験棟の防災能力向上を目的とし、既存IPカメラ100台弱を活用したAI火災検知システムの採用を決定いたしました。

【期待される効果】
現場での初動体制の迅速化
設備被害の抑制
人命の安全確保に繋がる

【今後の展開】
当社では、今回の実験棟での成功事例をもとに、今後とも多拠点への導入に向けた支援や技術検証を通じて、安全性のさらなる向上に貢献してまいります。

導入事例:エクセディ実験棟の防災能力向上
事例概要


エクセディでは、安全最優先の企業方針の元、現場の安全性向上に取り組んでいます。この度、防災安全への取り組み強化として、既存IPカメラ100台弱を活用し、AIによる火災解析システム「Scylla」を導入、実験棟の防災能力向上を図りました。

担当者:三好 英介 様 (Eisuke Miyoshi)

システム構成イメージ

システム構成イメージ

ネットワーク概要
ネットワーク概要イメージ


既存の100台弱のIPカメラと15台のサーマルカメラを活用
VMSと火災分析サーバーによる処理
24時間連続モニタリングと警報時のEメール通知

実際の検出テスト

exedy_test.png

テスト結果
実験棟内での煙・火災検出テストでは、実際の現場環境下でも高い検出性能を発揮する事が確認できました。

導入効果

✔ 24時間365日の監視体制:人の目では見落としがちな微小な変化も検知
✔ 初期対応の迅速化:火災発生時の早期発見により被害を最小限に抑制
✔ 既存設備の有効活用:新たな大規模投資なしで防災能力を向上
✔ 人的リソースの最適化:巡回監視の負担軽減により、スタッフも他の重要業務に再配置

AI画像解析ソフトウェアScyllaについて
ScyllaはAIを活用して監視カメラの映像から火災(炎や煙)をリアルタイムで検知・通知する画像解析ソフトウェアです。特に、火災検知機の設置が困難な屋外や高所、広範囲なエリアにおいて、従来のセンサーでは対応しきれなかった火災リスクに対する早期対応を可能にします。
Scyllaの火災検知の活用シーン
主な機能


主な機能
設置場所を選ばない
炎や煙のリアルタイム検知(昼夜問わず)
既存のカメラに接続するだけで導入可能
誤検知の原因となる
太陽光、雲、夜間の明かりに影響しにくい
通知方法のカスタマイズ
(パトライト連動、メール・Webhook通知等)
異常行動や侵入検知など、防犯用途にも拡張可能

高度な火災検知

高度な火災検知イメージ

エクセディでの実証実験では、実際の現場環境下でも高い精度で火災を検知。従来のセンサーでは検知できなかった初期段階の煙も検知可能です。

Scyllaのその他のAI画像解析機能
   
会社概要
◆株式会社全日警
所在地  :東京都中央区日本橋浜町1-1-12
事業概要 :企業警備及び身辺警備、貨物自動車運送事業、建物の保守、清掃及び建物に付設する機械、装置等の管理、警備用機械器具、警備システムの国内販売及び輸出入販売など
URL   : https://www.zennikkei.co.jp/

◆株式会社エクセディ
所在地  :大阪府寝屋川市木田元宮1丁目1番1号
事業概要 :マニュアルクラッチ(手動変速装置用製品)やトルクコンバータ(自動変速装置用製品)、その他、建設・産業機械用製品、二輪車用クラッチなどの駆動系部品を、世界25ヶ国にあるエクセディグループ52社で生産・販売をしています。
URL   : https://www.exedy.com/
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