全日警

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JAPAN DX weekに展示:KDDIの通信技術とSCYLLAの連携

株式会社全日警は、幕張メッセにて2024年10月23日(水)~25日(金)に開催されたJAPAN DX weekにおいてKDDI株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI)の出展ブースにて画像解析ソフトウェアScyllaの展示を行いました。
全日警は、au 5GとAWS Wavelength を活用する事で、インターネットを経由せず安全且つシームレスに万引き検知をはじめとする各種防犯・防災対策検知を実現します。

KDDIの5GとAWS Wavelength 技術

kddi_scylla連携

この画像解析ソリューションは、KDDIの5GとAWS Wavelength 技術を活用し、従来のエッジ型・クラウド型の画像解析における問題点を解消します。
5Gを介してデータ処理する中でリアルタイム性や応答性が求められる場合に有効なのが、ネットワークエッジ部分でデータを処理することが可能なAWS Wavelength 。デバイスと近い距離でデータ処理できるためその応答は低遅延で、さらにインターネット上ではなくKDDI網内なので外部ネットワークの影響を受けづらく品質が安定しています。
現場でのサーバー準備が不要になり、映像データはKDDI内ネットワークエッジ部分でデータを処理が行われることで、クラウドへのデータ転送に伴う遅延・通信の問題を解決し、検知内容を低遅延でフィードバックするため、リアルタイムで迅速かつ安全に異常を検知できます。セキュリティリスクを最小限に抑えつつ、監視業務を効率化する次世代のAI防犯システムです。

●エッジ型の問題解決:現場でのサーバー準備は不要。
カメラ映像を直接現場のサーバーで処理するのではなく、KDDIのネットワークエッジ部分で解析を行います。これにより、現地でのサーバーの管理や設置が不要になり、お客様が必要だと思った場所に通信環境を用意するだけで画像解析を導入する事が出来ます。

●クラウド型の問題点の解決:高いセキュリティ。
クラウド映像サービスを利用する際、最も気になるのは、映像データが本当に安全に扱われているかどうかという点です。特に、海外のサーバーを経由するクラウドサービスには、不安を感じる方も多いでしょう。今回のサービスでは、映像データが海外のクラウドサーバーを経由せず、国内の通信事業者のコア設備内のサーバーで処理されるため、データのセキュリティが確保され、安心してご利用いただけます。

●クラウド型の問題点の解決:低遅延。
映像データをインターネットに送る必要がないため、帯域の使用が抑えられ、通信遅延が低減されます。従来のクラウド上で行う画像解析では、解析結果に大きな遅延が発生することがありましたが、KDDIのネットワークエッジ部分で解析することで、映像データはインターネットを経由せずに高速で処理されます。そのため、エッジ型のシステムと同様に、現地で解析するのと変わらない速度で異常検知が可能となり、監視システムのレスポンスが大幅に向上します。

映像解析ソフトウェアSCYLLAとは

SCYLLA

画像解析ソフトウェア「SCYLLA」は、既設・新設を問わず施設の監視カメラを活用し、AI行動解析・画像解析を行うソフトウェアです。
「万引き」「暴力」「破壊行為」「銃検知」「煙と火災の検出」「侵入検知」「ヘルメットの着用」「誤報フィルタリング」「サーマルスクリーニング」など、安全や防犯といった側面の検知機能と「顔認証」「人物検索」「人流と交通用分析」など、マーケティングに活用する為の顧客分析機能を有しております。

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